Eurypegasus draconis (Linnaeus, 1766)
魚とは思えない見た目。
名前の通り天狗のような長い鼻(にみえる突起)が口の上の部分から伸びています。
ハシナガチョウチョウウオのようにおちょぼ口なわけではなく、口の上が伸びてるんです。
そして何よりこの魚の面白いのは、
左右に広げた胸鰭で底を這うように移動しているのかと思ったら
実は左右に広げた大きな胸鰭は全く推進力には使って無く
腹のあたり小さな小さな足(のようなもの)が生えていて
その足(のようなもの)でテクテク歩いているんです!
観察するとなかなか可愛いです。
ホウボウも派手な胸鰭を大きく広げ足(のようなもの)でテクテクあるいていて
なんとなく構造は同じ感じですね。
ホウボウはカサゴの仲間、ウミテングはタツノオトシゴとかに近いグループで全く違う進化で
似たような構造に進化したんですね。
ウミテングをひっくり返して裏っかわを見たくて見たくてしょうがない。
よく、ウミテングペアの写真を見るのですごいうらやましかったのですが、
初めてペアで泳いでる?歩いてる?のを見ました!
意外と同じ画角に収まらなくって大変。
どっちがオスでどっちがメスなのでしょうか。